私には貴方だけ


そして用件を伝えて帰ってしまったお祖母様。




話は少し飛んで次の日





「姫奈ちゃん、僕たちちゃんとした正装持って来てないんだけど……」





朝食を取っていると深刻そうな顔をした希沙様。






「それなら問題ありません。こちらで準備はしてあるので。」






「そっか!良かったぁ。昨日気になって寝れなかったんだよね」






「希沙もか!?実は俺もなんだよー」





さすが希沙ちゃん。と言って肩を組んでいるお二人。





「何時から始めるんだ?」






「14時から夜に掛けて行われます。」





「そうか。」