私には貴方だけ


「それなら美味しいレストランを知っています。そこでいいですか?」





「いいよー!」





「じゃあ決まりだな」







車に戻って、ジョージに行き先を伝える。





『着きました』






車を降りると、




「なんか高級そう……」






「昼からレストランとか贅沢だな」






お店を見上げて溜息をもらす希沙様と海季先輩。