私には貴方だけ



さすがアラン。



私のことがよく分かっている。





「じゃあ会計してくる。待ってろ。」





「え、ちょ、怜夜!僕達が選んだ服は?」





「姫奈は俺が買った服だけ着てれば
いいんだ。」






スタスタと服を持って会計に行ってしまった怜夜様。





「じゃあ姫奈、入り口で待ってようか」





「はい」






入り口で待っていると、ショップ袋を4つ持った怜夜様が来た。





「またせた。」





「じゃあ次どこいくー?」





「もうお昼過ぎてるし少し遅めの昼食にしようか。」