私には貴方だけ


『目元だったり髪の色だったり似ている部分があるのですぐわかりました』





『ありがとう』





店員さんと話して待っていると





「姫奈」





大量の服を持った怜夜様が来た。




後ろにお兄様と希沙様と海季先輩まで服を持っている。





「選び終わった。試着してくれ」





「……これ全部ですか?」






結構な量があるんですが……






「いや、一部だけ着てくれればいい。」






「それならわかりました。」