私には貴方だけ


「お待たせしてしまってすいません」





「全然大丈夫だ。気にするな」




私の頭を撫でる怜夜様。





私服姿の皆さんはとてもカッコよくて、これは街の女性が放っておかないだろう。




「それじゃあ行きましょうか」





ジョージの車に乗ってショッピング街へ行く。





「洋服見てもいい?」





「いいですよ」





希沙様の意見で服屋さんに入る。





『いらっしゃいませ』




カジュアルな男物の服屋さん。




イギリスでは人気のブランドだ。