私には貴方だけ


キラキラとした目で誘ってくださる希沙様と海季先輩。




「アラン、いいですか?」




「はぁ……いいですけど、まず風呂に入ってからです。あと薬も。」





「ありがとうアラン」





嬉しくて思わず頬が緩む。




「「「「っ………」」」」





「あれ?皆さんどうしました?」




何故か皆さん顔が赤い。



それに私から顔を逸らす。




ぶくっと頬を膨らませる。