私には貴方だけ


『お部屋は皆様に一つずつ用意してあります。ご不満な事がありましたら私にお申し付け下さい。』




一礼をして去っていったジョージ。




「じゃあまず部屋に案内しますね。」





3階に上がり、客室へと案内する。




「ここの四つを使って下さい。誰がどの部屋でも大丈夫です。」




「じゃあ僕ここー!」




「俺こっちー!」




好きな部屋へと入っていった希沙様と海季先輩。




「怜夜はどっちにする?」




「俺はどっちでもいい。」




「じゃあ俺こっちね。」





「あぁ。」