私には貴方だけ


「ガチな外国人だ……」




「やべぇイケメン」




最早放心状態の希沙様と海季先輩。




「Long time no see, eh(久しぶりね)」




車に乗り込み、私が住んでいた家へと向かう。




「別荘に行くのか?」




「はい。アメリアの持つ別荘の一つで、私が今まで暮らしていた家に行きます。」




「そうか。」




それっきりで外の景色を見ている怜夜様。




「姫奈の住んでいた家か…楽しみだな」




優しく微笑むお兄様。




「We arrived(着きました)」










*分かりにくいので、イギリス英語は
『』でお送りします。