私には貴方だけ


「今日はやけに機嫌が良いな」




「はい!昨日お兄様とデートしたのでとても機嫌が良いんです」




「そうか」




よしよしと私の頭を撫でる怜夜様。



何故か不貞腐れたような顔をしている。




「真白とのデート楽しかった?」




希沙様と海季先輩はそんな怜夜様を見てニヤニヤしている。




「とても楽しかったです!」




さらにニヤニヤしだすお二人。





「まぁまぁ怜夜。二人は兄妹なんだし良いじゃん」




「嫉妬なんて見苦しいぞー」




「ちっ」




「?」




私の髪の毛をクルクルして遊びだす怜夜様。