ズタズタになった心は、愛する気持ちも傷つけた

全てがどうでもよくなった私は、取り乱してしまった


ハルがどんなに甘い言葉を言おうと、変わらない心、変われない過去


好き…

なのに、許せない

好かれないことが死にそうなくらい苦しかったのに…

今その気持ちを忘れたい


ハルは、より戻したいって言うの?
そうとでも言えば、すぐに戻ってくるとでも思っている?
わかっちゃうんだよね、あなたが考えてること
私の答えを、彼は確信している
「やり直そう?」て言ったら、「うん…!」て言うことを…


でもごめん、あなたの思い通りにはさせない


私の答えは…


もうこんなこと、繰り返したくない
だから、仕返しだよ

そうでもしなきゃ、あなたはわからないでしょう?
教えてあげる、私が
私が耐えざるをえなかった苦しみと辛さ
溢れた涙に隠された傷
自分を見失って、汚してしまうほど追い込まれた悲しみ
死にそうなくらいに心に突き刺さった矢の痛み


いつでも私が隣にいると思わないで
あなたの都合で突き離したり、引き寄せたり
振り回すな
全て思い通りになんかさせない

君の方が上だなんて…そんなの違う
いつまでも私は君を追ってない
あるところまで突き放したら、次の角で私は曲がるよ

余裕な感情から生まれた今回の出来事
ずっと君の横にとどまれない
どこからかさし伸びる手が、私をその場から抜け出させるんだよ
君がよそ見した隙に、連れ出される

そんなこと、あなたは気づいていないよね

傷つけて扱っていいほど、私はあなたに溺れてないわ

私が負った傷と同じくらいの痛み、感じてよ
どれほど痛いか、どれほど自分をダメにするか、わかってよ
わかって…知って…感じて…お願い、もうこんな思いにさせられなくなるくらい、痛みを知って


迎えた木曜日