君に最初で最後の愛を



その優しさに、あたしは甘えてるんだ。



「ねぇねぇ柚子!帰りクレープ食べてこーよ!!」



目をキラキラと輝かせて言う蘭。



「うん!いいよ、行こっか」



「やったぁああ!」



ガッツポーズをして腕を組んできた。



そこは小鳥遊くんが掴んだ腕と同じところだった。