ガラガラ。 「!」 雨宮から目線から外してドアのほうを見る。 そこに立っていたのは 、優しそうな顔をした医者だった。 プレートと見ると白川、って名前だった。 「柚子ちゃん、大丈夫?まだ起きない?」 「あ......はい」 柚子ちゃん...? 知り合いなのか?