君に最初で最後の愛を




病院に付いてしばらくが経った。



いろんな検査を受け、落ち着いた雨宮は今は病院のベッドに寝ている。



椅子に腰掛け、じっと雨宮の寝顔を見つめる。



.........なんで、俺、「はい」なんて言ったんだ?



同伴していく理由なんてないだろ。



ホントに俺、最近なにやってんだろ...。



こいつの笑顔を見るたびに調子が狂う。



「......はぁ」