君に最初で最後の愛を


雨宮は呼吸が浅く、苦しそうに顔を歪めていた。



「柚子ちゃん?大丈夫かよ?!.........おい、雨宮っ!!」



浅かった呼吸がさらに浅くなっていき、頭を抑える力も弱くなってた。



...恐怖を覚えた。



余裕なんて、なくなってた。



俺は急いで雨宮を抱き上げ保健室まで走って行った。



ーーーーガラっ!