「...柚子ちゃん?」 顔を覗き込んで見ると、顔が真っ青だった。 やばくねぇか? すると、またあの笑顔で「大丈夫」なんて言って。 ふらふらしながら化学室を出る雨宮。 見てるこっちがヒヤヒヤして見てらんねぇ。 てか、ぜってぇ大丈夫じゃねぇだろ。