......あ。



「何かあったろー！話せぇえい！」



フォークを掲げて大興奮し始めた。



「ええっ！あぁ...っと、んー」



何となく。何となくだけど聡くんとの関係は二人だけの秘密って感じがするんだ。



そんなあたしの気持ちを察したのか今度はニヤニヤと笑い出した。



「もしや‘二人だけ”のひ、み、つ、ってやつですかい？」



ボッと自分でもわかるくらい顔が赤くなった。



「柚子ってば、かぁわい〜！首まで赤くなっちゃってっ」