君に最初で最後の愛を



だけど、伝えよう。自分の言葉で。



きれいな言葉なんかじゃなくて、ありのままの自分の言葉で。



「...らっ蘭!ごめんなさい!!」



頭を深く下げる。



「あたしはっ蘭のこと、し...親友だと思ってるよ。今まで、蘭に何も相談とか話さなくてごめん」



うまく伝わらなくてもいいから...ただ、わかってほしい。



「蘭は優しいから。だからずっと言えなかった。でも...もう蘭に話すって決めたから。蘭には知っていてほしいんだ」