君に最初で最後の愛を



「は?なに熱くなってんの、お前。向き合うって何?向き合って何が変わる?」



熱くなってる時雨に対して俺は冷静だった。



「真っ正面から向き合って、やっと本当の相手が知れんだ。お前が知ろうしないのは.........恐いからだろ?」



どくん、と鈍くなる心臓。



「...っ、こ、わい?......はは、いい加減にしろよ、お前」



怒りが込み上げてきて、声が震える。



「てめぇがいい加減にしろよっ。ずっと復讐とか言っといて本当はただ、逃げてるだけなんだろ?」