君に最初で最後の愛を


「........................」



「........................」



長い沈黙。



お礼を言いたいのだけれど、この体制を理解するので精一杯だ。



ど、どうしよう!



この体制は、何?!



ドクドクと大きな音をたてる心臓。



それで落ち着かないのに、なぜか震える体が収まっていく...。



そして、この長い沈黙を破ったのは小鳥遊くんだった。