ぷいっとそっぽを向き、スタスタと歩き始めると、パシッと腕をつかまれた。 「なんで?俺、中2になったんだよ!」 そんな必死に言われても困る。 「あのねぇ、あたしは高校生なの。それも3年生。からかうんじゃありません!」