……ほぉら、こんなんだから年下なんて嫌なん────。 「……つかまえた」 不意に耳元でゾクリとするほど大人びた声がした。 気がつくと、あたしは翔の身体にすっぽりと包まれていて。 「なっ……!やだ……っ、急に何……?!」 慌てて腕をどけようとするも、がっちり捕らえられ身動きひとつできない。 翔って、こんな背高かったの? こんな力強かったの? こんな手ぇおっきかったの? 今まで思っていた翔とはかけ離れているように感じ、混乱する。