ジリジリジリ…ジリジリ
コケコッコーー









はっ‼︎








「…夢か?
いつから夢見てたんだ?

…この傷はガキを助けたときの……。」






ここからか

まだ風舞と仲直りしてないんか。










正夢になればいいなぁ












ピンポーン









「はぁーい。」




誰か来たようだ。
母ちゃんがなにかしゃべってる。












「雷雅。風舞くんがきてくれたよ。」















え?













俺は玄関に向かった。












「雷雅。ごめんこれまで嫌なことして。」









「え?どうして急に?」













「実はな…」

























『夢を見たんだ』