起こしている行動は荒っぽいのに、瞳がとても綺麗だと思った。 彼が側にいるなら、プリンセスの公務もしてもいいかと思った。 それがなぜかはわからない。 ただ、惹かれてた。 真っ赤な綺麗な髪に。 綺麗な澄んだ瞳に。 荒っぽい言葉の数々。 それでも、護ると言ってくれた言葉。 いつだって側にいて、本当に護ってくれた。 いつだって、自分の味方でいてくれた。 弱い自分を見せてもいいと。 頼っていいと言ってくれた。 そんなシドに、いつの間にか恋をしてた。 いつの間にか、こんなに好きになってた。