初めて廊下であなたと目が合ったとき


アタシは恥ずかしくてすぐに逸らした


でもホントはいつまでも


その透き通るような瞳を


見つめていたかった


後悔 ってコトバ


あたしの中であのときほど


その言葉が似合うときは無かったよ



もしアナタがあたしの存在に気がついてくれなくても


いいと思ってたはずなのに


何でだろう


アナタにあたしの存在を知ってほしくて


たくさんいる女の子の中から


アタシを見つけてほしくて


そんなことアナタが自分からするはずないと思っても


もしかしたら って思って


期待しちゃうの


初めて廊下ですれ違ったとき


ほとんどの女の子が


あなたに目を向けていることを知って


アナタの魅力がハンパ無いことを知った


自分を少しでも可愛く見せたくて


アナタの目に少しでもかわいい子として


写りたくて


いっつもたくさんの雑誌と格闘して


慣れないメイクしたり


甘いもの食べるの避けてダイエットしたり


自分の体型コンプレックスに思ったり


出るトコ出てないって


言われて傷ついたり


何気なく発せられた


幼児体型


って言葉にも傷ついた


でもそれは全部


アタシがアナタに恋する女の子で


オトメゴコロ ってものを


あたしも持ってるからなんだよ


女の子ならきっと誰にでもあるんだよね?


――――――・・・恋するオトメゴコロってヤツ・・