羊の皮を被ったオオカミとオオカミの皮を被った羊

「 はっははははは!」

怒っていたはずなのに、何故か、涼と呼ばれた

彼は、ご機嫌なようで笑い転げてる。

「 え?え?なに?なんで?」

もちろん、私の頭の中は?マークでいっぱい。

「 お前、いいな!!猫みたいだわ!!」

おい!猫って!!人間ですらないじゃん!!

とか思いつつも、お人好しな私は、蒼くんの

ために、もう1本予備で置いといたビールを渡す。

「 涼、女の子には優しくしないとダメだよ。

あと、杏ちゃんは、お前の周りにいるような

人(女)とは違うからね。」

そっと、優しく諭すような口調だけど、蒼くん

目が笑ってないです。

似ても似つかない私達3人の出会いはこんな感じで始まった。