「今年も……食べる?」





俺が澪にそう聞くと、澪は不機嫌な顔して、頬を膨らませて俺から顔を逸らした。





どんだけ、可愛いの。





今すぐ、頭撫でてやりたかったけど、手が両手とも空いていない。