本当、俺の彼女はどこまでもツンデレすぎる。 「めんどくさい……」 「……っ……ごめんなさい」 「それで、くれないの?」 俺が、そう言うと、澪は俺の腕の中でモゾモゾしだした。 「こ、これ!!早く受取って」 澪は、そう言って澪らしいシンプルなラッピングをされたチョコを渡してきた。 渡し方も澪っぽくてつい、笑みが零れる。