黄泉返りの街



「着きましたよ。琥珀様。」



すっかりブスくれた僕を車から下ろそうとする
物凄くいい笑顔の千寿。




っち。
まじで覚えてろよ。と意味を込めて睨む。




しかし、顔一つ崩すことなく笑顔で笑いかけられダメだ。こいつと諦めた。



はあ。



自然とため息が出る。
行きたくない。まじで行きたくない。



出来ることならこのまま家に帰りたい



「琥珀様。ため息を疲れると幸せがお逃げになられますよ。」



嫌味ったらしく言う千寿。


誰のせいだ!だ!れ!の!!!



もういい。疲れる。
カバンをポイッと千寿に投げて


早々に車をおりた。うん。帰りたい。