まずい。非常にまずい。 何を隠そう僕は兄に滅法弱い。 当たり前だあんな怖くて鬼みたいな兄に 勝てるわけがない。 すっかり青ざめて大人しくなった僕を見て 「ふん。この馬鹿が。」 と言って家の中へ入っていった。 「さて。琥珀様少しお話が必要なようですね。」 更に追い打ちを書けるように 真っ黒な笑みを作った千寿にみっちり説教されたのは言うまでもない。