黄泉返りの街





「コハク様〜!琥珀様〜!」



どこえいらっしゃるのですか!?





暖かな春の日差しが、独特の香りをもつ風と共に僕を包む。




庭の大きな桜の木の太い枝の上に寝転がり
僕は騒々しく僕を呼ぶ声をシャットアウトした




「琥珀様〜!学校に遅刻してしまわれますよ〜どこですかあ!」



段々と涙声になってくる呼び声に
ちょっとだけ良心が痛む