黄泉返りの街



床と僕の机も勿論凍りついた。




「な!誰だ!?」



男が入口の方を見て声を荒らげる。



僕もそっと視線を移した。




「こ〜ら。新入生。入学早々にオイタは行けないなあ〜!」



真っ白なと言うより白銀の髪の毛をした
綺麗な女の人と茶髪の髪をした爽やかな男の人が立っている。



「生徒会執行部です。校内での戦闘は禁止されているはず。さらに言うと人間、魔物の差別用語は禁止されてるはずだよ?」



にこやかに笑う茶髪の男の人。




生徒会の登場ですっかり青ざめている目の前の男。





ふん。ざまーみろ。




内心でべーっとしてやった。




「所で。八城琥珀くんは君かな?」




目の前に2人組が近寄ってきて眉間にシワがよる。



「違います。人違いでは?」



ふいっと顔を背ける。



「か、可愛いいいいいいいいい!」




白銀の女が僕に抱きついて頬ずりしてくる。



え、何この人。
パニックだパニックうう!!!



苦しい!ちょ、この人力強すぎ!!!!
だれか、千寿!ヘルプーミー!!!



「な、なんて可愛いの!?真っ白な髪の毛はサラサラだし!顔ちっちゃ!まつげ長いしクリクリな瞳やーん食べちゃいたい!!!」



ぎゅうぎゅうと抱きつき頭をなで回される。




く、苦しい。。。。




「そこら辺で辞めてあげなよ。八城くん苦しそうだから。」



苦笑いで止めに入る茶髪。




「あら、私ったら!ごめんなさいね。自己紹介がまだよね。私は生徒会書記2年B組 藤白 咲(フジシロ サキ)」



どうやらこの人は先輩らしい。
ぐったりしたまま見上げる。



「俺は生徒会副会長補佐 3年A組 松本 春樹(マツモト ハルキ)宜しくね。」




だから何だって言うんだ。



ムスッとしながら先輩を見上げる




「生徒会さんが僕に何のようですか。」



少しトゲトゲしい言い方だったかも知れない。



でも、僕は今半端なく気が立ってるんだ。
そこは許して欲しい。