黄泉返りの街




一瞬で空気が凍りついた。





クラスの視線が僕に集まる。





「あ?お前今何つった?」




妖怪の中心にいた奴が僕の目の前にくる。





「お前らが馬鹿馬鹿しいって言ってんの。」





外を見ていた視線を目の前のやつに向ける。




ピキっと相手が切れる音がした。
あーあ。やっちゃった。



これバレたら千寿が五月蝿いだろうなあ




「てめえ、調子こいてんじゃねえぞ。」




胸ぐらを掴んで完全に切れた様子の男。




これだから短期は困る。
まじで低能だよね。



「離してくんない。服が汚れるだろ。」




オレの言葉で完全に空気が固まった。



目の前の男が自身のリミッターを解除するのが分かる。



抑えていた妖力が完全に膨れ上がった。



人間はきゃーっと叫び妖怪達は野次を飛ばす。



僕は平然な顔をして相手の顔を見る。




相手が僕に攻撃しようとした瞬間




ピキーーーン。





目の前の男の足元が氷漬けになった。