……しっかし、見かけによらず霧島くんは食いしん坊少年なんだね。 ハンバーグ一つと半分(お代わり用の一つは半分こした)で通報を思い留まってくれるとは。 随分と安い……おっと、これ以上はやめておこう。 また痛い目にあいたくもないからね。 「……じゃあ、雨宮さん。僕はそろそろ寝ますけど……夜、僕の寝ている部屋には入って来ないでくださいよ」 「いくらなんでも、そこまでしませんよ」 「……どうだか」 わー、虫けらを見るような目ー。