◆◇◆◇◆ 八階建てマンションの五階、五号室。 それが私が現在一人暮らしをしている場所だ。 「荷物置いたら適当にくつろいでいて下さい」 「……どうも」 小さい声で会釈をして、霧島くんはリビングに入っていった。