「霧島さん……ひょっとして……」 「ひっ……」 一歩一歩。 お嬢様が、霧島くんに擦り寄っていく。 それにつれて、霧島くんの顔色がみるみる悪くなっていく。 「案外女性、苦手ではないんじゃないですか……?」 そしてついに、お嬢様の手が、霧島くんの頬に触れようとして――。