……ん? 変質者を見るような目? はて、そういえば最近そんな目で見られたような記憶が……。 「何やってるんですか……」 そんなことを考えていると、私達を見ていた男子生徒の一人が、こっちに近づいてきた。 霧島くんだった。 彼の姿を認めるや否や、お嬢様は一瞬で身だしなみを整えて、 「あら、霧島さん。ようこそ、我が生徒会室へ」 「ここ、廊下ですけど」