一方私は、想像上のバームクーヘンに涎を垂らす始末。 でもそんなことは、今どうでもいい。 私の頭の中は今。バームクーヘンのことで一杯だ。 ああ……一体どんな味がするんだろう……! こうしちゃいられない。 早くその味を確かめないと! 待ってろ、霧島くん。 超高速で案内終わらせて、たっぷりバームクーヘン頬張ってやるぜー! とか頭の中でフィーバーしていると。