「ここまで来ればいいかしら」 お嬢様が呟く。 たどり着いたのは一階の多目的トイレの前だった。 特に使う用事がないので、普段生徒はあまり近づかない場所だ。 案の定今日もここに人はいない。 というか、トイレ周辺でウロウロしてる人がいる訳もないんだけど。