朝陽。









『これ、読んでくんね?』


『え?』


『俺の気持ち…』


真っ白な封筒を呆然とする私に突き出す彼の顔が赤い様に見えたのは窓から差し込む夕日のせいなのか、

それとも彼本来の色みなのか…。



そんな彼が異様に可愛いと思った。




それから付き合ってからもいろんな彼を知ることができた。