朝陽。







『次郎…あいつ春からここに居ないんだ。


あいつが寂しいって電話してきても


会いに来てって言っても、


すぐに駆けつけることができない。



そんなの辛すぎだろ…。



たった距離の話なのに情けねぇよな。


でもなぁ、次郎。


すぐに会いにいけない距離でお互いを支えることなんて本当にできんのかな…。


こんなに好きなのにな』



彼の弱さも、