「心配したんだぞ」

「ごめんなさい」

「パパとママに会いたかったよ~ん」

しょんぼりする福来と全然わかってない
晃喜

「俺も夏休みの間、実家に行くよ
それなら、いいだろ?」

「うん」




その夜から、実家に行った


晃喜は、ともかく福来がこんな行動をすること、今までなかった

さみしい思いをさせてるんだな……






翌日


「おはようございます
福来ちゃんと晃ちゃん、どうです?」

「おはようございます
おかげさまで… 朱里君にお世話になったみたいで… 楽しかったそうです
よろしく伝えて下さい」


職場なので、敬語で話す

田島君 佐々木なんて、呼び合うのも
笑える

なぜか、北村と涼は会社でベタベタしない

目でチラチラ見合って、ニヤケ合う

田島は、それに割って入る


どんだけヤキモチなの?



工程の配置が出来た


「では、私はこれで」


そう、涼との仕事が終わった



「佐々木!打ち上げするからな!」

「お!楽しみ~!!」



N社の他の人は、引き続きあれこれする


「涼がのこればよかったって、顔!やめろ」


「有ちゃんわかりやすすぎ!!
まっ 涼は、全然わかってないけど」



なんか、寂しかっただけ…


また、会えるのに…