気がつくとあたしたちは6年生になっていた。
4年生からクラス替えでクラスは別れてしまったけど、仲が良いのは変わりなくて、休み時間になったら廊下に出てずっと話している時もあった。
「中学、唯と同じところに行けたらいいなぁ」
ある日一緒に帰っていた時、ふと志保はそう呟いた。
「中学、どこに行くかまだ決めてないの?」
「決めてない。」
「じゃあっっっ!!一緒のところ行こうよ!!!」
あたしは志保の両手を勢いよく掴む。
「……え、でも、行けるのかな」
「親に聞いてみる!!一緒に行けそうな中学!!」
「……うんっ!あたしも聞いてみるね!!」
「志保と一緒だったらすごく嬉しい!!」
「あたしも!」
あたしたちは笑顔を向け合った。

