「志保ちゃん!友達になったの!!」
あたしがいつも一緒にいる仲間たちのところへ志保を連れていき、志保のことを紹介した。
「な、七瀬志保です……。よ、よろしく。」
志保は恥ずかしがって、ずっと下を向いていた。
「なんかねぇ、恥ずかしいんだって!」
あたしはみんなにそう言う。
「あっ……えと……。」
志保はよけいに戸惑ってしまって、あたしは
なんか悪いことしちゃったのかな
って少し焦った。
「大丈夫だよ志保!すぐうちとけられるよ!!みんないい人たちなの、一緒に話そう?楽しいよ!」
あたしは志保の顔を覗き込んで、笑顔で言った。
「そうだよ志保ちゃん~みんなで話そう?」
「あ、今日お昼休み運動場で遊ぶけど、志保ちゃんも来る??」
「いいねそれ!今日は鬼ごっこしようって話してたの!!人数多い方が楽しいしねっ!」
グループの人たちが、志保を迎え入れてくれた。
みんな笑顔で、快く。
でも志保は、言葉を詰まらせた様子でずっと下を向いている。
「それとも志保ちゃん、私たちと遊ぶの……いや?」
「そんなことない!!」
グループの中の一人の女子がそう言うと、志保は顔をバッと勢いよく上げて大きな声で叫んだ。

