「遅いと思えば、仕事サボって後輩と恋愛ごっこ? ……こっちは忙しいんだよ」 口角を無理やり上げた真っ黒な笑顔で、壁にひじを付き、こっちを睨む生徒会長。 「……恋愛ごっこなんかじゃ」 うん。これは断じてない。 けど、相手が先輩なだけに、強く言えなかった。 「手伝ってくれたんです。仕事……サボってなんかいません」 誰のせいで遅くなったと思ってるの? 生徒会長が私に運べって言うから……だから…… それを見かねた圭介くんが頑張って運んでくれたのに。