真っ赤になった私を見て、 「やっぱやりすぎたな。ゴメン…」 と言って謝る。 私は慌てて立ち上がった。 「…大丈夫。海斗くんのおかげで、カメラマンの森さんに褒められたし。 海斗くんがリードしてくれたおかげ。ありがとう」 「それなら良かった。」 と言って微笑む。 撮影の時の妖しい笑顔と違って、いつもの優しい笑顔。 その笑顔にドキドキが激しくなった。