(凄く安心する…) 朝も思ったけど、やっぱり相手が海斗くんだから安心、出来るのかも知れない。 眼を閉じて、海斗くんの温もりを感じる。 「莉奈」 「…はい」 「俺の首に右手を回したら、俺を見て」 言われた通りに右手を回して、海斗くんを見つめる。 自然と上目づかいで… 海斗くんの優しい眼。 その瞳に捕らわれる…