「…莉奈さんの唇にキスして…」

と言いながら、海斗くんの指が唇から首筋に移動。

そして耳元で、

「ここにもキスして、俺のモノだっていう、赤いシルシ付けたい…」

と囁いた。

その言葉に身体が熱くなった。

本当にキスされている訳じゃないのに、頭がのぼせる。

海斗くんの甘い声に犯される…

「眼、開けていいよ」

ゆっくり眼を開けると、海斗くんと眼が合った。

(…恥ずかしい)

次第に恥ずかしさが出てきて、だんだんと顔が赤くなる。