「私は何をすればいいの?」 「いつも以上に大人の魅力を、だしてもらいたいの」 「魅力?」 「簡単にいうと色気ね。 で、提案なんだけど莉奈の首筋に、キスマークはどうかなと思って」 と森さん。 「…キ、キスマークを?」 「あ、もちろん、本当にじゃないわよ。 メイクでね。どう?」 「…恥ずかしいよ」 真っ赤になりながら、私は下を向いた。