いきなりだったので、転びそうになった。 「ゴメン。莉奈さん」 「うんん。大丈夫」 「行こう」 海斗くんが歩き出した。 私は海斗くんの隣を歩く。 身長差があるから早足で… 早く歩くのに一生懸命で、周りを見てなかったせいか、段差に足を取られた。 「き…」 転ぶと思った瞬間、 「と、大丈夫ですか?」 間一髪の所で海斗くんが、支えてくれた。