「さっきの言葉、訂正する」 「ん?」 「私も海斗くんに惹かれたのは、3年前みたい」 「俺と一緒?」 「うん」 「莉奈」 海斗くんが私を抱きしめる。 「…俺が大学卒業するまで、まだ時間があるけど、卒業したら東京に行くから」 「本当?」 「ああ。やっとで見えてきたから。俺のやりたい事」 と海斗くん。